暑い暑い夏だったのに、一気に冷たい風が吹き始め、街路樹も黄色く色づき始めた今日この頃。
毎年、紅葉狩りに行きたいと思いつつ、なかなかタイミングが合わず。
でも、今年は何だかいい感じかなぁと、Webサイトを見てみたら、まさにこの週末が見ごろとのこと。
http://www.city-nakatsu.jp/contents/yabakei/menu/kouyou/2010aki/main.html母も誘って朝早くから出掛けてきましたよ。
ちょっと昨日からの黄砂のせいで、全体的にモヤ〜ンとしてますが・・・。
山手の道を走っていると、あちこちでイチョウやカエデが見事に色付いていました。

青の洞門を過ぎたところで車を停め、売店で鯉の餌としてお麩を買って川辺に下ります。
ここには大きな鯉やカモさん達がいて、母も大喜びで餌を撒いてました。

隣で女性が餌を投げたのを見ると、まぁ大きい!
ちょっと分かりづらいのですが、黒いヌメッとしたのが鯉で、茶色の餌に喰らい付こうとしています。

でも、あまりに大きく、何匹もの鯉で突いても、なかなか口に入りません。
普通のお麩だと一口で吸い込まれていくのに、これだとかなりの長持ち。
見た目、フランスパンだと思って、その女性に、フランスパンを入れるのは初めて見たと伝えると、実は大きなお麩だそうで。
なるほどぉ〜。
サイトで紹介されていた深耶馬にも行ってみたくてポールに伝えたら、オッケー!ってことで、更に山奥へ。
大きなダムがあって、ちょっとした休憩所があり、そこでは真っ赤なカエデの木がたくさんありました。

老夫婦がお互いの写真を撮りあっていたので、いつものようにポールが
「撮りましょうか?」と声を掛けると、とっても喜んで下さいました。
見事な紅葉を背景に、仲の良さそうなお二人の笑顔が、私の瞼にもしっかりとパチリ。
深耶馬の方に、「一目八景」と言われる絶好の紅葉スポットがあると書いてたんだよ、と2人に言うと、
「え?一目八景って、さっき鯉に餌をあげたところだよ?」そ!そうなのぉ〜!?
確か、サイトに載ってた地図は、ダムより南(山奥)の方だったんだけど・・・?
母も、さっきのところが一目八景だと言うもんで、んじゃ、もういいや。とUターンしました。
でも、私は何となく腑に落ちないっていうか、スッキリしなくって。
結局、私を納得させるために、さっきの場所に戻ることに。
そして、また青の洞門の入り口に来たところで、
「チカちゃん、チカママとここを歩いてみる?」と、車を停めてくれました。
今まで何度か来たけれど、洞門を歩いて通ったことは母も私もありませんでした。
母が途中で疲れて歩けなくなってはいけないので、洞門を抜けたところでポールに車で待っててもらうことにして、歩き始めました。

歩き始めてすぐのところに、観光案内所の小さなお店がありまして、その店先に地図がありました。
現在地がココで、、、さっきのダムがココでしょ、、、。
で、一目八景が、あっ!やっぱりあった!
私がサイトで見たとおり、もっと山奥に行ったところに、目指すべき一目八景がありました。
ちょっと、鬼の首を取ったかのような強気モードで母に詰め寄ると、母も負けじと観光案内所の中のお姉様に聞きに行きました。
が、やっぱり山奥の方が正解。
車だと30分は掛かるけど、ここよりも見応えがあるから是非行ってらっしゃいと言われました。
耶馬溪に来たら、美味しいお蕎麦屋さんがアチコチにあると聞いていたので、お薦めのお店を聞くと、
「ここでもお蕎麦を出してるんですよ。」おっ!でも、どう見ても食事処ではなさそうな・・・と思ったのですが、お店の端にあるテーブルで3人で座れそう。
先の方で待ってくれているポールを早速呼び戻し、お蕎麦を頂くことにしました。

この辺りで食べられる、煮喰い蕎麦という具沢山のお蕎麦です。
(うわぁ、かなりピンボケ。。。)
地鶏の出汁が効いた、深い味わいのおつゆと、いかにも手打ちって感じの麺でした。
ちょっぴり肌寒かったので、温かいお蕎麦がお腹に沁みまするぅ。
3人とも、しっかりおつゆも残さず頂きました。
隣に写っているおむすびは、鮎の炊き込みご飯なんですよ。
ちなみに、1杯500円也。あらお安い。

ブログで紹介しますと、お店のお姉様2人のお写真も撮ったのですが、逆にお蕎麦に夢中になっていた私たちの写真も撮られていました。
もしかしてもしかすると、お店の紹介として、この写真も使うかもですってばよ?
テーブルに並んでいたショウガの佃煮や、ゴーヤチップスなど、お蕎麦以外のお惣菜も頂き、最後はブログ用にと枝付きカボスを頂きました〜!

それから、いよいよ目的の一目八景を目指します。
あぁ、さっき通ったよなぁ・・・。でも、美しい紅葉が何度も見られてラッキーだわ♪
ずんずん進んでいくと、さすがの見ごろ。観光バスがたくさん来てます。
いざ一目八景の展望台に辿りついても、人込みがすごくって、母を連れて行くには、かなり難あり。
時間も遅くなってきているし、結局車から降りず、車窓からしっかりと目に焼き付けて、そのまま通り過ぎました。
この次は、桜のきれいな時期にネ。