今日は、一昨日に誕生日を迎えた母のために、ちょっと奮発してご馳走を食べに出かけました。
特別、節目になる年ではなかったんだけれど、最近色々とあって凹んでいる母に、少しでも元気になって欲しくて。
ある日、会社で情報通の若い男の子に、オススメのお店を聞いているとき、美味しいお寿司屋さんがあると教えてくれました。
海沿いにあり、カウンターからは窓越しに海が一望できて、何よりお味がいいとのこと。
お寿司が大好きな母を是非連れて行こうと、早速予約の電話をしてみると、意外とスンナリできました。
男の子とは、お寿司屋さんの話を聞く前に、イチゴ狩りの話をしていて、だったらお寿司屋さんの近くの農園が有名ですよってことで、イチゴ狩りの予約もしておきました。
まず、イチゴ狩りに行って、少し時間を置いて、お寿司をいただくようにスケジュール。
今日は絶好のドライブ日和。
おっと、お出掛け前には選挙の投票も忘れずに。
7時からの投票所オープンにあわせて、姑にも無理を言って連れて行きました。
すぐに姑を家に連れ戻すと、そのまま母を迎えに行きます。
10時からのイチゴ狩りの予約時間に合わせて、余裕を持って8時過ぎに出ましたが、道は案外空いていて、9時過ぎには到着しました。
その時点で、団体客の皆さんがハウスに入っていくところでした。
ちょっと早めに着いてしまったけれど、団体さんと一緒でよければ今からいいですよとのことだったので、ご一緒させていただくことに。


結構、広いハウスの中では、イチゴが真っ赤に色付いて、摘まれるのを待っています。
ポールは2度目ですが、私も母も、イチゴ狩りは生まれて初めて。
30分食べ放題で1300円。しっかり元を取らなきゃ!
普段は足がヨロヨロの母なのに、まるで子供のようにはしゃいじゃって、地面近くのイチゴをひたすら摘んでは口へ。

ホントに甘酸っぱくて美味しい〜〜〜♪
お土産用にも大き目のイチゴを摘みました。
当初、お寿司を食べなきゃいけないんだから、イチゴはほどほどに食べないとねって思っていたけど、一時間早めに始めたので、ガッツリ食べ放題を満喫しようと方針変換したのですが、さすがの水分、制限時間の30分を待たずにお腹いっぱい。
ハウスの中の暑さにも耐え切れなくなって、ギブアップしました。
お土産のイチゴのほかに、和菓子のお店がイチゴ大福を売っていて、試食をいただいたらとっても美味しかったので、こちらも買って帰りました。
http://blog.livedoor.jp/fbfarm/archives/51191423.htmlお世話になった農園のサイトはコチラ↓
http://www.fbfarm.com/次はお寿司屋さんに向かいますが、こちらにも時間が早過ぎたので、ちょっと寄り道。
ウェディングも出来るチャペルの他にも、パン屋さんなどがあるガーデンレストランへ。
http://www.budounoki.co.jp/駐車場に降りたつや、小鳥のさえずりが聞こえてきて、それだけで癒されます。
通路に沿ってたくさんのお花が植えてあり、自分たちでもこれだけ出来たら良いんだけどなぁなんて考えながら奥へ進むと、パンの焼ける匂いがしてきました。
天然酵母のドッシリ目のパンと、ラスクを買いました。
お寿司屋さんの予約の時間ギリギリまで、ベンチに座り込んでお庭を愉しんで。
いよいよ、お寿司屋さんへ。
http://www.budounoki.co.jp/tenpo/susi/さすがに人気のお店とあって、すでに駐車場には車がいっぱい。
入り口にも何人も並んでいました。でも、予約はしてない人たちみたい。
私たちは、きちんと予約をしたので、すぐに通していただけました。
予約の時、誕生日のお祝いに使いたいというと、テーブル席で懐石料理を用意できると聞いたので、そちらでお願いしていました。
てっきり、海の見えるカウンターの後ろの方のテーブルなのかと思っていたら、テーブル席用の個室があり、そこに私たち用のセッティングがしてあります。
カウンター席同様、ここからも海が一望できます。
個室は結構な広さなのに、私たち3人だけ?
後から来たお客さんが一時間待ちだと言われ、次々と帰っていく中、ちょっと申し訳ないなぁと思いつつ、ちゃんと予約しといてよかった〜。
美味しいぶどうジュースを食前酒代わりにいただきました。

これは、誕生日のお祝いの席ということで、お店からのサービス。
このお店、実は先ほど訪れたレストランの系列だったんですね。




先付け、お造り、茶碗蒸し、陶板ワイン蒸し、焼き物、お寿司8貫、デザート、コーヒー。
海の幸、そして春を感じさせる食材を使ったお料理に、私たちは感動が止まりませんでした。
個室でのお給仕をしていたスタッフも、とても感じのいい方で、母は名前を伺って、次の時のためにとメモったほど。
お腹いっぱいで動きたくないくらいだったけど、車に置いてあるお土産のイチゴが気になって、早く帰らなきゃ暑さでジャムになっちゃう!
海を見ながらの帰り道。
甘いイチゴの匂いにちょっと酔い気味になりながら、今日の出来事を振り返り、母は
「長生きすれば、その分美味しいものが食べられるよね。」
ですって。
美味しいもののために(?)、これからも長生きして欲しいものです。